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Let's have fun dog training !!
トレーニング

応用力抜群!『頭を突っ込む練習』って何!?

頭突っ込むアイキャッチ

洋服を着たり口輪を付けたり、トリックに使ってみたりと応用力抜群の『頭を突っ込む』練習を紹介していきます!!

パピークラスや初級クラスでも『色々な事に慣らす一環として』遊びながら行っています。

特に若い仔達のレッスンでは、社会性を身に付けていく為に色々な物事に慣らす事を行っていきます。

色々な物事に慣らしていく場合、犬から近づいたり犬から匂いを嗅いだりと『犬自身から行動出来る事!』が大切になります。

苦手な事や怖い事に対して犬達が自発的に行動することで、受け入れやすく乗り越えやすくなります。

飼い主が「慣らそう~慣らそう~」と思うほど犬達は身構えてしまい、慣らす事に時間が掛かってしまいます

まずは、楽しみながら練習していきましょう~!!

やってみよう!!

輪っかを使おう

まずは、フェイスタオルぐらいの長さのあるものを準備しましょう
バンダナやリードなどでも代用出来ます

フェイスタオルを使って「輪っか」を作ります。
最初は、犬の頭よりも大きめの輪っかを作ってあげて下さい🙆

突っ込む画像①

作った輪っかの繋ぎ目を持って、反対の手にオヤツを持ってタオルの中に手を通します。

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手のオヤツを嗅がせてあげます。オヤツを舐めさせても大丈夫です

そのまま、タオルを持った手は動かさずに、オヤツの手だけを動かして犬の頭が輪っかの中に入る様に誘導をしてみましょう🎵

突っ込む画像⑤

頭が通ったら沢山褒めてあげてオヤツを何度か与えてあげましょう
タオルを外す時は、誘導した時とは逆に犬を押して輪っかを外してあげます。

中には、耳がタオルに触れる事が嫌いな仔がいます😖

オヤツを使っても嫌がっていしまう仔は、輪っかをより大きくしてあげるか、ゆっくり片耳ずつ通してあげたりすると上手に出来ますよ😄

タオルで拭こうとしたり、服を着せようとすると、例え飼い主さんでも犬達は圧迫感を感じてしまう事があります😭

特に小型犬の場合、飼い主さんとの体格差や目線の高さの差が大きくなり、より圧迫感を感じてしまう事があるんです💦

最初は、飼い主さんが前かがみにならない様に意識しつつ、犬自身から輪っかに入れる様に練習していきましょう

チワワなどの超小型犬は、体ごと輪っかをくぐらせてあげても遊び感覚で楽しいですよ✨

応用も出来るよ

【首輪/ハーネス/服】

頭を突っ込む練習を使って、首輪やハーネスや服など、頭を突っ込んで身に付ける犬具に応用することが出来るんです

練習方法は全く変わらないので、是非チャレンジしてみて下さい

突っ込む画像⑩突っ込む画像⑪突っ込む画像⑫突っ込む画像⑬

 

【口輪】

口輪の練習は、どんなに良い子でも練習をして損は無いと思います。
口輪の練習と言っても、実際に口輪を付ける訳ではありません。

まず、犬のマズルが入る大きさの紙コップを準備します。
紙コップの底を切り取り、穴をあけておきましょう

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タオルで練習した時と同じ様に、紙コップの小さい穴からオヤツの指を入れます。

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持っているオヤツを嗅がせながら、紙コップの中に誘導していきます。
マズルが紙コップの中に入ったら、オヤツを与えてあげましょう

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紙コップを使って口輪の模擬練習を行う事で、実際に必要になった時に受け入れやすくなります✨

【トリック】

『頭を突っ込む』事は色々なトリックに応用できます。
今回は、手を使って応用していきましょう

まずは、手を丸めて輪っかを作ります。
大型犬の場合は「C」の形でも練習できます😄

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タオルと同様に、手の輪っかにマズルを入れられる様にオヤツを使って練習していきます。

犬の鼻の高さに合わせて、手の輪っかを出してあげると犬達も練習しやすくなりますよ

手の輪っかにマズルを入れる事を教えたら、飼い主さんの両手で輪っかを作って練習していきます。

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そうすると・・・『内緒話✨』をしている様に見えるんです~😄

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まとめ

いかがでしたか?

犬としては同じ動きでも、使い方や場面によっても全く違う用途に応用できます

実用的な行動でもトリックなどでも、お互い楽しく教えていけると良いですよね

是非、遊びながらチャレンジしてみて下さい~(^^)/