以前のブログで引っ張りっこの魅力やオモチャ選びのポイントなどを紹介しました。
今回は『引っ張りっこの遊び方』について紹介したいと思います!
Contents
要注意
引っ張りっこを始める前に、注意をしてほしいことがあります。
それは、床です。
もし、床がフローリングの様な犬達が滑ってしまう床なら、犬達が滑らない様にマットの様なものを敷いてあげて下さい。
フローリングなどは、犬達にとって非常に滑りやすく、犬の体に与える負担が大きくなってしまいます。(僕達が、アイスリンクの上で動き回る様なものなんです💦)
出来れば、犬の動く所だけでもいいので、日頃から滑らない様にマットやカーペットを敷いておくことをオススメします。
一時的に敷くなら、ヨガマットもオススメです!
遊んでみよう!
【準備するもの】
・お気に入りのオモチャ
・滑りにくい床
・リード
(オモチャを咥えて逃げて行ってしまう仔は、予めリードを付けておきましょう)
それでは、準備が出来たら、早速引っ張りっこを始めていきましょう♪
引っ張りっこを行う手順やポイントをまとめました!
①ウネウネとヘビの様に動かしましょう🐍
犬が咥えるまでは、早く動かしたり、ゆっくり動かすことで、犬達を誘いやすくなります。
オモチャを咥えたら、左右に大きく動かしたり、前後に引っ張って、引っ張りっこの始まりです!
②3つのポイント
オモチャを咥えた後のポイントをまとめました
・ゆっくり大きく左右に振る
・犬と同じくらいの力加減で引っ張る
・犬の目線より低い位置で遊ぶ
上記3つのポイントを意識して遊んであげることで、犬にとって過度な負担を掛けずに遊ぶ事が出来ます😀
特に幼少期は注意が必要です!
幼少期は、体が成長している最中なので飼い主さんが力いっぱい遊ぶ事は、犬達にとって大きな負担になってしまいます。(思いっきり遊んであげたいんですけどね😅)
小型犬なら1歳頃まで、大型犬なら1~1歳半頃までは骨格や筋肉などが成長していくので、力一杯遊ぶ事は避けた方がいいでしょう。
③演技力が重要
引っ張りっこが始まったら、引っ張るだけではなく、わざと引っ張られたり、オモチャを手から放して「凄ーい!」「強ーい!」など声をかけてあげて、犬が気持ちよくなる様に飼い主さんが演技をしてあげて下さい😁
また、あまり引っ張りっこをしたことが無い仔も、咥えた時に手を放して、声をかけてあげる事を繰り返すと、ノリノリになって遊んでくれます♪
少し前は「引っ張りっこは、必ず飼い主が勝つべき!」と言われていましたが、そんなことはありません。
犬だって負けてばかりでは、つまらなくなってしまいますよね?
引っ張りっこをノリノリで遊べるかどうかは、飼い主さんの演技力次第です!
④端っこ持って
ワザと負けてあげた後は、犬の口元から遠い、オモチャの端の方を持って再度遊んであげましょう。
犬の口の近くを持とうとすると、犬が間違えてオモチャと一緒に手を噛んでしまう可能性があります💦
オモチャを選んで咥える癖をつけていく為にも、長めのオモチャを使って遊ぶようにしましょう。
⑤じっと我慢!
引っ張りっこをする時は、必ず『放す練習』も一緒に行っていきます。
オモチャを放させる時に、とても大切な事が『犬自身から放す』ことです。
犬にオモチャを放させる場合、遊んでいる時にゆっくりとオモチャを手繰り寄せて出来るだけオモチャを小さくまとめます。
飾りの紐がヒラヒラしていたり、引っ張れる長さが残っていると諦めずに引っ張り続けてしまいます。
飼い主さんの体や足に、しっかりとオモチャを固定しつつ小さくまとめる事がポイントです。
引っ張りっこをする時は、犬の『動く物を追う習性』を利用しています。
逆に、動かなくなった物には興味が無くなってしまうのでオモチャを放させる時は出来る限り、オモチャを動かない様にする事が大切です!
小さくまとめた後は犬が引っ張る事を諦めてくれるまで、じっと我慢です!!
⑥遊ぶ事が報酬に
オモチャを諦めて放してくれたら「上手だね~♪」と褒めてあげて、再度遊んであげましょう!上手に放せた時の報酬として遊んであげる様なイメージです。
オモチャを放した瞬間に、オモチャを犬に取られない様にとサッと隠したり、上に引き上げようとする飼い主さんがいますが逆効果です。
犬は「は!?取られた!!」と思ってしまい、飛びついてみたり、動き回ってオモチャを取ろうとするので注意しましょう!
⑦いつ止めるの?
引っ張りっこを止めるタイミングも大切になります。
ベストなタイミングは、犬が「まだ、遊びたい!」と思っている時です。
犬が飽きてきた時や遊ばなくなってから止めていると、引っ張りっこに対してのモチベーションがどんどん下がっていってしまいます。
「まだ、遊びたい!」と言っている時に、止める様に心掛けましょう。
下に遊び方のポイントをまとめました。
①オモチャはヘビの様に!
②犬の目線の高さで、大きくゆっくり、同じぐらいの力加減で!
③演技力が大切
④オモチャの端っこを持ちましょう
⑤放させる時は『じっと我慢!』
⑥遊ぶ事を報酬にしよう
⑦止め時も肝心です!
まとめ
ボール投げなども良いと思いますが、お互いの関係をより強くしていく為には、引っ張りっこもとっても良いと思うんです。
「ママ(パパ)と遊ぶの超絶楽しい~~!」「もっと遊びたーい!」と犬達に思わせてあげて下さい😀
いくつか注意点もありましたが、注意点を意識しながら『とにかく楽しく!』引っ張りっこをしてほしいと思います(^^)