安心してください!簡単ですよ!! (オペラント条件づけ編) Part1
以前のブログでは、古典的条件づけを紹介しました。
当然ですが、古典的条件づけときたらオペラント条件づけも紹介したいと思います!
僕も専門学校でオペラント条件づけは習ったのですが、オペラント条件づけという言葉や内容を覚えるだけでは余り意味がありません。
トレーニング中にどんなタイミングでオペラント条件づけが起こっているのかなど、一連の流れも併せて紹介していきたいと思います。
ちょっとその前に・・・
オペラント条件づけを紹介する前に、そもそも、なぜ動物(犬に限らず)が『行動』を起こすのか?というと・・・
それは、行動を起こす為の『きっかけ』があるからなんです。
(行動学では、『刺激』と言われることもあります。)
当たり前過ぎてイメージしづらいかも知れませんが殆どの行動が当てはまることになります。
動物達が自発的に行動する時には必ず『きっかけ』があるんだと覚えておいて下さい。
そして動物達は、その行動の直後に得られる『結果』によって同じ行動を繰り返すのか繰り返さないのかを学習していきます。
行動学では、この『きっかけ』・『行動』・『結果』をセットにして『三項随伴性』と言われています。
犬のトレーニングを行う場合、教えたい行動を引き出す為の『きっかけ』を考えることは、とても大切になります。
この『きっかけ』によって上手く行動が引き出せるかどうかが決まってくるんです!
それでは、いよいよオペラント条件づけの紹介に移りたいと思います~。
オペラント条件づけって?
オペラント条件づけは行動分析学の創始者であるバラス・スキナーが発見した学習プロセスになります。
オペラント条件づけは、動物の自発的な行動に対して、その動物が喜ぶ結果を提示するか、嫌がる結果を提示するかによって、その自発的な行動を繰り返すのか行動を繰り返さないのかを学習(条件づけ)させるプロセスの事を言います。
例えば・・・
・オスワリをするとオヤツが貰える→オスワリをするようになる
・手を噛むと触る事を止める→触られると噛むようになる etc
普段から皆さんも犬も様々な行動をしますよね?
犬の場合は、オスワリしたりフセしたり、時には吠えてみたり噛んでみたり・・・。
僕達人間にとっては問題行動なんて言われてしまう行動も、犬達にとっては当然の行動で全ては意味のある(価値のある)行動になるんです。
犬にしてみれば当然の行動なんですよねー。
僕達人間にとって良いか悪いかは別として
犬達は自身の行動の結果、良い事が起きたのか悪い事が起きたのかによって、その行動を繰り返すかどうかを日々学習しているんです。
そして、この学習プロセスを『オペラント条件づけ』と言います。
『きっかけ』とオペラント条件づけの関係性
前述していますが『きっかけ』・『行動』・『結果』をセットにして『三項随伴性』と言います。
オペラント条件づけとは、三項随伴性に加え、その後の行動の増減も含めた学習プロセスになります。
なので、三項随伴性はオペラント条件づけを理解する上でとても大切な要素になりますが、三項随伴性=オペラント条件づけではないので注意しましょう。
三項随伴性とオペラント条件づけの関係性を図にするとこんな感じです↓↓
上記の図のように動物は必ず何かのきっかけがあってから行動に移ります。
その行動の直後に動物にとって良い事が起きれば直前の行動は増えていきます。
(行動学では、行動が増えることを『強化』と言います。)
逆に行動の直後に動物にとって嫌な事が起きれば直前の行動は減っていきます。
(行動学では、行動が減ることを『弱化』と言います。)
なので、僕達人間も犬達も上記のオペラント条件づけと古典的条件付けを繰り返しながら日々学習をしている訳なんです!!
まとめ
いかがでしたか?
今回のPart1では『なぜ動物は行動するのか?』『三項随伴性とは?』など『そもそもオペラント条件づけとは何か?』という内容をご紹介しました。
行動学を勉強していくと必ず出てくるオペラント条件づけになりますが、なかなかややこしい・・・
自分でも例題を思い浮かべながら少しづつ一緒に理解を深めていければ良いなぁと思います。
次回の記事では『結果』と『行動の増減』について深掘っていきたいと思います!

