皆さんも一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか?

 

「褒めてしつける」という言葉

では「褒めてしつける」というのは、そもそもどういう「しつけ方」なんでしょうか?
今回は「褒めてしつける」について、色々と書いていこうと思います。

「褒めてしつける」というのは、「犬の正しい行動を認めてあげる(肯定してあげる)。そして、その認めてあげた行動に報酬を出す。」という事を指します。

 

正しい行動とは・・・『飼い主さんの望む行動』になります。

 

例えば、

オスワリをして欲しい → 「オスワリ」が望む行動になります。

リードを引っ張らないでほしい → 「リードがたるんでいる状態で歩く」事が望む行動になります。

 

何かのきっかけに(偶然でも)犬達が飼い主さんの望んでいる行動をとった時には、それを認めてあげて報酬を犬に与えてあげる必要があります。

犬達は犬自身がする行動を否定されるのではなく認められ報酬をもらう事で、より積極的に、そして自発的に飼い主さんが望んでいる行動をしてくれるようになっていきます。

今までよく言われていた「しつけ」は、「~してはいけない行動」(飼い主さんが望んでいない行動)に対して罰を与え、その行動をしないように仕向けていました。

叱ったり、叩いてたりして行動を制御していくことにより、犬達は日常の中で叱られる(制御される)機会が増える為、消極的になり、能動的になっていってしまいます。

また、前回の記事でも触れていますが、犬達は、言葉の「意味」までは分からないので「ダメでしょ!」と言われても飼い主さんが「怒っている」事は何となく分かりますが、「何について怒られいるか」までは理解が出来ません。
その為、上手く伝わらず「ダメって叱っているのに!何で出来ないの!?」と飼い主さんのイライラにも繋がってしまいます・・・。

 

では、「褒めてしつける」為に大切なPOINTをお伝えします!

 

①「〜してはダメ!」から「〜してね♪」へ

まず、大切な事は「イメージを変える」事です。
しつけで悩んでいる飼い主さんは、頭の中が「〜はダメ!」「〜は止めて!」というイメージでいっぱいです。

今日からは、「〜はダメ!」ではなく、「〜してね♪」に頭の中のイメージを変えていく必要があります。
(これが、なかなか難しいんです↓)

犬の困っている事を紙に書き出して、困っている事一つ一つに対して、「してほしい行動」を書いてみる事をオススメします。

例えば・・・

・色々な所でオシッコしないで! → ペットシートの上でオシッコしてほしい

・家の中で走り回らないで! → ベッドでフセをしていてほしい   etc…

「してほしい行動」がこれからの目標になります。この時に何となくな内容だと、犬にも何となくしか伝わらないので、より具体的にイメージして下さい。

 

②何が出来る?何が出来ない?を、知りましょう♪

「してほしい行動」の中で、何が出来ていて、何が出来ていないのかを考えてあげる事が大切になります。

例えば、「ペットシートの上でオシッコをしてほしい」という目標に対して

・「そもそも場所が分かってない」
・「場所は分かっているけど自分からトイレに行かない」 

など、何が出来ていて、何が出来てないかを飼い主さんが把握してあげる必要があります。
把握してあげて、出来ていることは活かして、出来ていないことはフォローをしてあげながら成功させていきます。

・「そもそも場所が分かってない」なら「トイレに抱っこして連れて行ってあげる」必要があります。
・「場所は分かっているけど自分からトイレに行かない」なら、「犬に歩かせながら、トイレまで誘導してあげる」必要があります。

その仔に、よって何が出来て、何が出来ていないのか違いますので、よく観察して知ってあげて下さい。

 

③長〜い目で見てあげて下さい

僕たちも新しい事を覚える事は、とても時間がかかります。
パソコンの使い方 運転操作 リモート会議のやり方   etc…

犬達も数回トレーニングが上手く出来たからといって、すぐ出来る訳ではありません。
特に、既に困っている行動が出ている場合は、一朝一夕では難しく、時間をかけてじっくりとトレーニングを行なってほしいです。

 

④仏様の心で

上記にも書きましたが、トレーニングには時間がかかります。その中で成功もあれば、失敗もあります。
犬達も僕たちのことを理解しようと頑張ってくれているはずです。

どんなに「イラッ」としても、「成功の為の失敗だ!」と言い聞かせて仏の心を持ちながら、そして、失敗しても80点! 成功したら100点! と思って
ゆっくりとトレーニングを進めていって欲しいです。

 

いかがでしょうか?
だんだん「褒めるしつけ」も主流になってきていますが、なんとなくでも「褒めるしつけ」の事を理解してもらえたらな~なんて思います。